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上海サマー音楽祭(MISA)4ステージのライブ放送、
一流芸術鑑賞の放送ルートを試行
 
2017-07-27
 

オンラインライブ放送は音楽庁と劇場のハードルを越え、「高尚な芸術作品」とされるハイレベル芸術を多くのオーディエンスと共有した。上海サマー音楽祭(MISA)ではこのほど、LeTV(楽視)音楽において4ステージのオンラインでライブ放送を行った。テレビ、インターネット、モバイル端末を加え、「長恨歌―黄自声作品トリビュートコンサート」は、35万人のオーディエンスがオンラインで鑑賞した。7月8日、上海歌劇院ではオンラインライブ放送を初試行。同歌劇院のブランド戦略部兼芸術教育部の徐楽娜主任はスマートフォンのカメラレンズからダンス劇団「舞動OPERA」のリハーサルホールにオーディエンスを引き付け、1時間にわたって「カルメン」のダンス部分の会場リハーサルをライブ放送した。以前にも、劇団員自身がライブ放送を開通し、高い人気を集めたことから、更に具体的な現場シーンを放送した経緯がある。これには6万回以上のクリックがあり、彼らも引き続きライブ放送に手ごたえを感じている。

ライブ放送はコンサートの興業収入を促進

無料のオンラインライブ放送があれば、オーディエンスはわざわざ入場券を購入してステージを鑑賞するだろうか。7月29日、上海初公演の米デトロイト交響楽団(DSO)は、アメリカで唯一、オンラインでライブコンサートを行う交響楽団である。過去4年間、世界各地で100万人を超えるオーディエンスがオンラインでのライブ放送を通して同交響楽団のコンサートを鑑賞。同交響楽団の指揮者レナード・スラットキン氏は、「オーディエンスと言えば、先ず思い浮かべるのは音楽ホールに来場する人たちである。実際、オーディエンスは我々の演奏を聴き、観る人たち全てである。彼らがどこに居ようと関係ない。」と言う。オンラインライブ放送はデトロイト交響楽団の興業収入に影響がないだけでなく、交響楽団の会員を年々増やしているという。その多くは過去にクラシック音楽に触れていなかった人々で、オンラインのライブ放送で同交響楽団を知り、彼らのライブコンサートの入場券を買って音楽ホールで聴き始めている。現在、アフリカ、アジアの学校では、教師が学生を対象に集団で音楽ホールに集め、同交響楽団のライブステージをオンラインで鑑賞し、オーケストラの音楽に対する興味を引き出しているという。

上海歌劇院でもオンラインライブ放送で芸術普及の意義を意識しつつある。徐主任は、会員イベントは時間・場所、参加人数の制限があるため、最終的に一つの小さな集団に凝縮されるが、ライブ放送はこのごくわずかな集団に限定されたものを打ち破るのに役立っていると話す。 プロフェッショナルの心構えを「媒体」を通して伝える

しかしながら、ライブ放送のコンサートは容易なことではない。上海交響楽団媒体部(メディア部)の銭寅峰経理は、次のように話す。「第一に、出演団体は通常、版権要求が非常に厳格で、ライブ放送は版権取得後、放送許可を得なければならない。第二に、ライブ放送はプロ団体の協力と十分な下準備が必要である。金管楽器がソロ演奏のとき、画面を弦楽器に切り替えることはできない。また、やわらかな曲節で頻繁にカメラを切り替えては大なしだ。」

徐主任は、次のように話す。「たとえ現在、一人でスマートフォンをつかってステージ前の演奏をライブ放送できたとしても、その内容を事前にアレンジしておく必要がある。インターネット上の大多数のライブ放送内容は中身がなく、弾幕のコントロールができないため、我々はこの手段が真の意味でハイレベルの芸術なのかを検討しなければならない。次の段階で、我々はできるだけライブ放送内容のプランを練り、「媒体」を一種のリラックスした方式でオーディエンスに伝えることにした。これらの手段は見どころのある一種の小細工ではありえない。」

実際、多くの芸術家もハイレベルの芸術の「知音(知りつくすこと)」を探し求めて、オンラインライブ放送によりオーディエンスとのインタラクティブを試している。京劇の女性老生(中年以上の宰相・忠臣・学者などに扮する役)を演じる王佩瑜氏はライブ放送の中でネットユーザーに発声呼吸法を教授。また、コロラチュラソプラノ歌手の黄英氏は歌に関して20分間紹介した上で、実際にステージに上がって歌唱するライブ放送を展開している。これらの試みは全て貴重なものである。インターネットの時代において、ハイレベルの芸術はオーディエンスの開拓のため、大胆に新しい媒体ルートと伝播の思考を試みると同時に、格調の高さを保ち、ハイレベル芸術を更に「一般大衆に浸透」させなければならない。